divorce

国際結婚から同居になり、家族崩壊

私は32歳のトラックの運送をしている男です。5年前に離婚を経験しました。

その離婚が原因で私の家族は精神的に壊れていきました。今でも思い返すと、怒りと悲しみに襲われることがあります。

離婚した妻は中国人でした。

私の一目惚れで交際が始まったのですが、妻はまだ日本にきて間もなかったので、日本語は上手く話せませんでした。日本に馴染もうとする一生懸命な姿が愛らしく、私の気持ちは強くなっていきました。

結婚することを決意し、親に妻を紹介しました。交際期間中に会わせたことはなかったので、親は戸惑うばかりです。最初、親は反対をしていました。国際結婚など長く続くはずがないと決めつけられていました。

何度反対をされても私は諦めることはしませんでした。私の強い気持ちが伝わったのか、両親は渋々、承諾してくれました。しかし、最後まで兄は反対でした。「中国人と結婚するなら縁を切る」とまで言われました。

私の両親と同居することになり、新婚生活が始まりました。しかし、妻の態度は結婚してから大きくなりました。位が高い中国人の女性は結婚すると働かなくても良く、旦那やお手伝いに任せっきりという習慣があると妻から言われ、衝撃を受けました。

私の家はお金持ちでもありません。どちらかと言えば貧乏なのです。仕事にも行かず、家事は母に任せ、一日は大体部屋に引きこもっている状態の妻に疑問が湧きました。「日本は屋台がない。中国には沢山あるのに。楽しくない。」と愚痴を母に漏らしていたこともあります。

そんな私達の間に命が宿りました。可愛い女の子です。これで妻も変わってくれるだろうと期待しましたが、無理でした。子供の面倒は全て、両親が見ることになりました。「離婚してこの子を引き取ろうか」と何度も考えました。両親にとって孫の存在は大きく、とても可愛がっていました。

ある日のことです。両親が保育園の送り迎えをしていたのですが、妻が「今日は私が行く」と言い、出かけていきました。しかし、何時間も帰って来ないのです。心配になった両親は2人を探しました。なんと妻は子供を連れて中国に逃亡していたのです。捜索をすることも難しく1か月後、離婚届けが郵送されてきました。

まさか、妻の方から離婚を申しだされることになるなんて考えてもいませんでした。離婚が成立したことは良いのですが、孫を盗られた悲しみに両親は体調を壊してしまいました。兄は「中国人は日本の国籍が欲しかったんだよ。」と冷静に言いました。

私の心には悲しみと憎しみが沸々と湧きだしました。離婚して時が経っても、娘のことを思い出し、涙が出ます。それは両親も同じ感情です。妻との離婚以来、家族の笑い声は消えてしまいました。