no turning back

着々と離婚準備をしていた妻からの離別宣言

離婚の危機にある友人の話ですが、いまだに離婚になる原因が分からないという根本的な所で悩んでいます。

彼はあるメーカーに勤める営業職のサラリーマンで、朝は7時頃には自宅を出て、夜自宅に戻るのは平均して23時頃という生活でした。

仕事は決して楽ではありませんでしたが、それなりのポジションも与えられ、やりがいも感じていたため満足していたようです。

週末の休みには自宅でごろごろする事も多かったらしいのですが、たまには子供と公園に行ったり、子供の習い後の発表会に行ったりと、自分なりにはできる範囲での子育てをしていたつもりだったようです。

奥さんとの関係は付き合い始めた当初のような気持ちは全くなくなったそうですが、それなりにうまく家庭は周っていると思い込んでいたのです。

ところが、子供が高校に入った時に妻から突然離婚を切り出されたそうです。

突然すぎて訳が分からずに奥さんと話し合おうとすると、いまさら話し合う事も無いという事で離婚届を置いて、子供を連れて出て行ってしまったという事でした。

自分はこれまで一所懸命働いてきて、ギャンブルなどもせず、当然暴力などふるったことも無いのに、どうして離婚という選択が出てくるのかと猛烈に腹が立ち、妻を放っておいたそうです。

しばらくすると妻の代理人という弁護士から離婚届にサインをするように言われ、拒否すると妻からの離婚理由について伝えられたそうです。妻いわく、モラハラが原因との事でした。全く身に覚えはなかったですが、これまでの夫婦の些細ないい合いで自分が発言した内容を妻は全て手帳につけており、それを証拠として提出したとのことでした。誤解している部分もあるし、自分の意図が伝わっていないと思い、妻と話し合いを希望したのですが、妻は一向に応じません。

しかし、電話でならと話をした所、妻はずっと1人で家庭を支えてきた事、大事な事を決める時に力になってくれなかった事、妻をバカにしていた事、生活の目処がついたのでこれからは1人でやっていく覚悟ができた事などを語ったそうです。

まさか妻がそんな風に感じてきて、ひそかにアルバイトの仕事から着実にキャリアアップして社員になっていた事すら、彼はほとんど知りませんでした。

ただ仕事を一生懸命にしていればいいという自分の親世代の価値観が通用しない事を痛感しているようです。

半年ほど粘り強く話合いを持とうとしていましたが、結局妻が折れる気配は無かったため、協議離婚に応じたそうです。慰謝料は無し。養育費は子供が大学を卒業するまで、自宅は売りに出すという事でした。

もう離婚から4年ほど経つようですが、彼は反省の日々でいつか復縁したいという思いを捨て切れていないようです。